不動産

導入事例

2025/7/30

-Kintone版カスタマーコンパス-

 

株式会社アーバン企画開発管理様は、地域に根ざした不動産会社として、35年以上にわたり横浜と川崎を中心にご活動されています。賃貸物件の紹介業務や不動産管理代行業務を主軸に、入居中のトラブル対応なども手がけておられます。今回は、ご担当の相澤様に「カスタマーコンパス」の活用方法についてお話を伺いました。

【どのような業務でご利用されていますか?】
不動産業務で使用する「建物台帳(建物の情報データベース)」および「家主台帳(家主様の情報データベース)」に地図機能を追加し、社員が建物の住所情報を地図上で確認できるようにしています。これにより、オーナー様をご訪問する際や、管理物件を新入社員が回る際などにも役立てています。

また、定期の巡回報告書の作成業務はアウトソーシングしており、委託先企業に緯度・経度情報を提供する必要がありますが、カスタマーコンパスを活用することで即座に確認が可能となり、入力作業の手間が省ける点が非常に重宝しています。

賃貸事業部では、入居希望者からの物件に関するお問い合わせが多く寄せられます。駐車場のお問い合わせがあった際に既に満車の場合があるのですが、カスタマーコンパスに登録された他の近隣駐車場が地図上ですぐに確認できるため、スムーズなご案内をすることが可能です。
また、現地を確認しているお客様から「コンビニ近くの駐車場の空き状況を知りたい」等の空車問い合わせの際には、位置特定のため住所をお聞きし、カスタマーコンパスに登録された物件を地図上で探してからGoogleストリートビューの航空地図にて現地の把握ができることによって、スムーズにご案内ができています。地域を知らない内勤社員でも素早く駐車場をご案内できるのは時間短縮と効率化につながっています。

【導入のきっかけは何ですか?】
以前は不動産業界向けの専門ソフトウェアを使用していましたが、高機能である一方で必要最小限の機能に絞ったシステムを、よりコストパフォーマンスよく導入できないかと検討しました。
その結果、kintone の地図アプリの利用を視野に入れることとなり、最終的に「カスタマーコンパス」の導入を決定しました。